2 関数 | 19 二つの放物線2 (略解) |
1 | 法政大高校 (R5年) ★ | 4 | 東大寺学園高校 (R5年) ★★★ | ||||||||
右の図の曲線l は放物線y=x2のx≧0の部分である。曲線mは放物線y=ax2のx≧0の部分である。また,四角形ABCDは1辺3の正方形で,頂点Aは曲線l 上に,頂点Cは曲線m上にあり,辺ABはy軸に平行である。ただし,a>とし,頂点Aのx座標は3よりも大きいものとする。 (1) 頂点Aのx座標が4のとき,直線ACの式を求めなさい。 【解】A(4,8)より,C(1,11)
【解】A(t,t2)とすると,C(t−3,t2+3) これをmに代入して,t2+3=2(t−3)2 t2−8t+10=0 t>3だから, t=4+√6 |
放物線y=a2x2…@,y=b2x2…Aと直線y=ax+6…Bがある。 (1) A,Bの座標をそれぞれaを用いて表せ。 【解】A,Bは@=Bより,a2x2=ax+6 (ax+2)(ax−3)=0で, A(−,4) B(,9) (2) △OAB=30のとき,aの値 【解】△OAB=OE×(BとAのx座標差) ×6×(+)=30で, a= (3) △OBD=6のとき,△OCAの面積 【解】A(−4,4) B(6,9) D(t,b2t2)とすると, △OBD=×6×(6−t)=6で,t=4 これをABに代入して,16b2=×4+6で,b2= CはA=Bより,x2=x+6で,C(−3,) △OCA=×6×(4−3)=3 |
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2 | 市立福山高校 (R4年) ★★ | 5 | 大阪産大附属高校 (R4年) ★★ | ||||||||
関数y=x2…ア,関数y=x2…イ (1) 点Cのx座標を求めなさい。 【解】イにy=8を代入して,x2=8より, x=8 (2) △ACE=△EBDのとき,点Eの座標をすべて 【解】A(4,8) B(2,2) C(8,8) D(4,2) E(0,k)とすると,△ACE=AC×(AとEのy座標差) 2<k<8のとき,×4×(8−k)…ア 8<k のとき, ×4×(k−8)…イ △EBD=BD×(EとBのy座標差)=×2×(k−2)…ウ ア=ウより,k=6で E(0,6) イ=ウより,k=14で E(0,14) (3) CE+BEが最小の点Eの座標 【解】対称点C'(−8,8)
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放物線y=x2上に2点A,Bがあり,直線ABとx軸,y軸との交点を点C,Dとする。点Cを通りy軸に平行な直線と放物線y=ax2(a<0)との交点をEとする。 (1) 2点A,Bを通る直線の方程式を求めなさい。 【解】A(−6,12) B(3,3)
【解】C(6,0) △OCA=×6×12=36 (3) △EABの面積が18のとき,aの値を求めなさい。 【解】E(6,36a) △EAB=△EAC−△EBC=CE×(AとBのx座標差) =×(−36a)×9=−162a=18で, a=− |
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3 | 日本大第二高校 (R6年) ★★★ | 6 | 明治大付属明治高校 (R6年) ★★★ | ||||||||
放物線y=x2…アと放物線y=−x2…イ (1) 点Aのx座標が2のとき点Dの座標を求めよ。 【解】A(2,1),B(−2√2,2),C(−2√2,−8) イにy=−9を代入して, D(3,−9) (2)点Aのx座標をtとする。 BCの長さが50のとき,tの値を求めよ。 【解】B(s,t2+1)としてアに代入すると,t2+1=s2…ウ C(s,t2+1−50)で,イに代入すると,t2−49=−s2…エ ウエを連立させて解いて, t=6 (3)点Aの座標を求めよ。 【解】点Aのx座標をtとすると,D(t+2,−(t+2)2) C(s,−(t+2)2+1)で,イに代入すると,−(t+2)2+1=−s2…オ ウオを連立させて解いて,t=より, A(1/4,1/64) |
2つの放物線y=x2…@,y=ax2…Aがある。 (1) △AOBの面積を求めよ。 【解】A(−6,6),B(6,6) △AOB=×12×6=36 (2) CD:CE=3:1のとき,aの値を求めよ。 【解】E(e,ae2)とすると,D(−3e,9ae2) △DOE=×6(e+3e)=36より,E(3,9a),D(−9,81a) l はy=−6ax+6で,Eを代入して,9a=−18a+6より, a= (3) 点Pのx座標をすべて求めよ。 【解】(右上図参照) l に平行な2直線との交点 ・@とアの交点は,x2=−x+8で, x=−12,4 ・@とイの交点は,x2=−x+4で, x=−4±2√10 |