関数 23 放物線と三角形 (略解)
 1 國學院大久我山高校 (R5年) ★★ 早稲田実業高等部 (R4年) ★★★
 図のように,放物線yx2上に3点P,Q,Rがある。P,Q,Rのx座標をそれぞれp,q,rrpq)とする。△PQRはRP=RQ,PQ=√5の二等辺Ξ角形であり,直線PQの傾きは2である。また,PQの中点をMとすると,直線MRの傾きは−である。
(1) qpの値を求めなさい。
【解】△PQSで,PQ=√5, QS/PS=
PS=qp1…ア
(2) qの値を求めなさい。
【解】QS=q2p2=2 …イ
アより,pq−1で,これをイに代入して,
 q2−(q−1)2=2で, q
(3) rの値を求めなさい。(途中過程も記す)
【解】P(,) Q(,)より,M(1,)
RMの傾き= r2 =− より,4r2+2r−7=0
1−r
rpだから, r −1−√29
4
(1) 点Dの座標と,直線CDの式
【解】
PAは,
y=−x
x2=−xより,C(−3,)…イ
PBはy=2x−3
 x2=2x−3より,x=2,6で, D(6,9) …ウ
イウより, CDはyx
(2) △PAB:△PCDを求めよ。
【解】
PA:PC=(−1):(+3)=1:9
AB‖CDより,△PAB:△PCD=12:921:81
(3) Qの座標を求めよ。
【解】PD上にRをとり,RQ//CPとする
□ABDC=2△QAC=2RAC=2Sとおく
 △RPC=△DPC×  S=2S××
 PR 9S × 40 5 で, R(4,5)
 PD 8 81S 9
x2=−(x−4)+5より, Q(−1+√29, 15−√29 )
2
三重県立高校 (R4年) ★★ 青山学院高等部 (R4年) ★★
(1) 点A,Bを通る直線の式
【解】A−2,1) B(4,4)
y  4−1 . (x+2)+1で, yx+2
4−(−2)
(2) @ 点Cの座標を求めなさい。
【解】C'(0,−4)からAB‖C'Cを引くと,
 △C'AB=△CABで,△OAB:△CAB=1:3
C'Cはyx−4で,y=0を代入すると,x=8 C(8,0)
A 点Dの座標を求めなさい。
【解】(ADの傾き)×(BDの傾き)=−1
D(d,0)とすると,  0−1 . × 4−0 =−1
d−(−2) 4−d
 d2−2d−4=0より, D(1+√5,0) 
(1) aの値を求めよ.
【解】アに(4,8)を代入して,
42a=8より, a
(2) 直線BCの式を求めよ.
【解】y軸対称点D(−4,8) B(2,2)
直線BC=直線BDで, y=−x+4 …イ
(3) 点Pの座標を求めよ。
【解】BC=PDとなるPをとると,Pのx座標は−2
イにx=−2を代入して, P(−2,6)
(4) 点Qの座標を求めよ。
【解】△ADQ=△ADPとなるQをとる
DA‖QPより, x2=6で, Q(−2√3,6)
駿台甲府高校 (R6年) ★★ 慶應義塾高校 (R6年) ★★★
(1) a,bの値をそれぞれ求めよ。
【解】アにAを代入して,2=(−2)2aで, a
yx2にBを代入して, b×42=8
(2) 三角形OABの面積を求めよ。
【解】ABはyx+4で,C(0,4)
△OAB=OC×(BとAのx座標差)
  =×4×(4+2)=12
(3) 三角形OAHの面積を求めよ。
【解】OB=4√5,OA=2√2
△OAB∽△OHAで,面積比は(4√5)2:(2√2)2=10:1
よって,△OAH=△OAB=12×
(1) 点Bの座標を求めよ。
【解】OAの傾きがだから,OBの傾きは−2
x2=−2xより, B(−8,16)
(2) 点Cの座標を求めよ。
【解】ABに平行なy=−xを引く
x2=−xより, C(−6,9)
(3) 線分ODの長さを求めよ。
【解】△OAB=×4×(AとBのx座標差)=20…ア
△BOC=△AOC=×3×(AとCのx座標差)=12…イ
ア+イより,OABC=32だから,△ABD=16になればよい。
アより,OD=OA=5/5

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