関 数 24 放物線と四角形1 (略解)
 1 愛知県立高校B (R4年) ★  3 渋谷教育学園幕張高校 (R4年) ★★★
 図で,0は原点,A,Bは関数yx2のグラフ上の点で,x座標はそれぞれ−2,4である。また,C,Dは関数y=−x2のグラフ上の点で,点Cのx座標は点Dのx座標より大きい。四角形ADCBが平行四辺形のとき,点Dのx座標を求めなさい。


【解】AとBのx座標差は6
D(k,−k2)とすると, C(k+6,−k2+6)
Cはy=−x2上にあるから,
 −k2+6=−(k+6)2
 k2−24=k2+12k+36で, k−5
(1) 直線CDの式を求めなさい。
【解】ひし形は,対角線が中点で直交
中点M( −2+4 2+8 )=M(1,5)…ア
2 2
ABの傾き=  8−2 . =1…イ
4−(−2)
アイより,CDはy=−(x−1)+5で, y=−x+6 …ウ

(2) 点Dの座標を求めなさい。
【解】Cのx座標c,Dのx座標dを求める
x2=−x+6より,c=−1+√13
Mのx座標= (−1+√13)+d =1より,d=3−√13
2
これをウに代入して, D(3−√13, 3+√13)
愛光高校 (R5年) ★★★ 東大寺学園高校 (R4年) ★★★
 右の図のように,放物線yx2と直線y=−x+4が2点A,Bで交わっている。また,x軸上に点Pをとり,さらに四角形APBQが平行四辺形となるように点Qをとる。ただし,点Pのx座標は4より小さいとする。

(1) 点A,Bの座標を求めよ。答のみでよい。
【解】x2=−x+4より,x=−4,2
A(−4,8) B(2,2)


(2) 平行四辺形APBQの面積が,△AOBの面積の3倍となるような点P,Qの座標を求めよ。
【解】△APB=△AOBになればよい
DP:BO=CP:CO=3:2より, P(−2,0)
D(−1,5)は対角線の交点だから, Q(0,10)


(3) 平行四辺形APBQの周の長さが最も短くなるような点Pの座標を求めよ。
【解】B'(2,−2)をとると,AB'はy=−x …ア
点は右上図のEで,アにy=0を代入して, P(,0)
 図のように原点をOとするxy平面上に点A(−2,11)と放物線yx2上の3点B,C,Dがあり,四角形ABCDは平行四辺形である。CとDのx座標の差が2であるとき,

(1) Cのx座標を求めよ。
【解】B(−4,4)
C(c,c2)とすると,
 y
座標より,(c+2)2c2=11−4で, c=6

(2) Oを通る直線l によって平行四辺形ABCDの面積が二等分されるとき,l の式を求めよ。
【解】l は,対角線の交点Mを通る
ACの中点で,M(2,10)より, y=5x

(3) Oを通る直線mで平行四辺形ABCDを2つの部分に分け,Bを含むほうの図形の面積をS,Bを含まないほうの図形の面積をTとする。S:T=2:3となるようなmの式を求めよ。
【解】△OEG∽△OFH(相似比は2:1)
H,Gのx座標をk,2kとすると,
 S:(S+T)=(AG+BH):2BC=2:5で,
 x座標より,(2k+2+k+4):20=2:5
k, H(,)となって, yx

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