関数 30 動点 (略解)
 1 盈進高校 (R4年) ★  3 岐阜県立高校 (R4年) ★
 x秒後の△ABPの面積をycm2とします。

(1) xの変域を求めなさい。
【解】B→Cは5秒,C→Dは3秒
0≦x≦8

(2) 点PがBからCまで動くとき,yxの式で表しなさい。
【解】BP=2x
△ABP=×2x×3より, y=3x

(3) (1)のとき,xyの関係をグラフに表しなさい。
【解】右図
PがCD上(5≦x≦8)のとき,
 y×3×10=15
(1) xの変域が次のとき,yxの式で表しなさい。
・0≦x≦4のとき
【解】△APQ=×2x×xx2
△APQ=×2x×xx2で, yx2
・4≦x≦8のとき
【解】
△APQ=×(16−2x)×4=32−4xで,
 y=−4x+32

(2) △APQの面積と,台形ABCDから△APQを除いた面積の比が,3:5になるのは,P,QがAを出発してから何秒後と何秒後であるかを求めなさい。
【解】台形ABCD=(4+8)×4=24
△APQ=24×=9となればよい
 x2=9よりx=3 −4x+32=9よりx=23/4
 よって, 3秒後 と (5.75)秒後
ラ・サール高校 (R4年) ★★★ 日本大習志野高校 (R5年) ★★
 点Pは長方形の辺上をA→B→Cと毎秒2で進み,点Qは線分AE上をA→Eと毎秒1で進む。このとき,出発してからt秒後の△APQの面積をSとして

(1) 0≦t≦6のとき,Sをtで表せ。
【解】高さh=(t/10)×8=t
S=×2t×tt2

(2) 6≦t≦10のとき,Sをtで表せ。
【解】
PR=12−(2t−12)×(14−t)
S=PR×tt(14−t)

(3) △APQの面積が台形ABCEの面積のになるときのtの値を求めよ。
【解】
△APQ=台形ABCE×(12+6)×8×=27
・0≦t≦6のとき,t2=27より,t15
・6≦t≦10のとき,t(14−t)=27より,t9
 右図のように,AB=AD=18cm,AE=6cmの直方体ABCD-EFGHがある。2点P,Qは同時に点Aを出発し,点Pは,辺AB上を毎秒2cmの速さで,点Qは,辺AD上を毎秒4cmの速さで往復する。

(1) 出発して初めてAP=AQとなるのは何秒後か
【解】Qが折り返した後で,x秒後とすると,
2x=36−4xより,x6秒後

(2) (1)のとき,立体APQ-EFHの表面積と体積
【解】直三角すい台(右上図参照)
三角錐(O-APQ):三角錐(O-EFH)=2:3
・表面積=三角錐(O-EFH)の表面積×+2△APQ
  ={×182×3+×(18√2)2+122
  =(486+162√3+144=414+90√3cm2
・体積=三角錐(O-EFH)の体積×(1−)
  =×(×182)×18×684cm3

TOP] [問題に戻る]  ★ 中  ★★ やや難  ★★★ 難