関数 32 ダイヤグラム(略解)
 1 岐阜県立高校 (R5年) ★  2 茨城県立高校 (R4年) ★★
(1) モノレールがA駅とB駅の問を走行するときの速さは,分速何mであるかを求めなさい。
モノレールの時刻表
A発→B着 B発→A着
13:00→13:08 13:16→13:24
13:32→13:40 13:48→13:56
【解】
4800÷8=600m

(2) xの変域を次の(ア),(イ)とするとき,yxの式で表しなさい。
 (ア) 0≦x≦8のとき
【解】傾き-600,切片4800
y=-600x+4800 …ア

 (イ) 16≦x≦24のとき
【解】傾き600,点(16,0)を通る
y=600(x-16)で, y=600x-9600 …イ

(3) 花子さんは13時にB駅を出発し,モノレールの線路沿いにある歩道をA駅に向かって一定の速さで歩いた。花子さんはB駅を出発してから56分後に,モノレールと同時にA駅に到着した。
 (ア) 花子さんが初めてモノレールとすれ違ったのは,モノレールが13時にA駅を出発してから,何分後であったかを求めなさい。
【解】花子さんの式は,yx(赤線) …ウ
ア,ウより,x=-600x+4800
 6x=-42x+336より,x=7 7分後

 (イ) 花子さんは,初めてモノレールとすれ違った後,A駅に向かう途中で,B駅から戻ってくるモノレールに迫い越された。花子さんが初めてモノレールとすれ違ってから途中で追い越されるまでに,歩いた道のりは何mであったかを求めなさい。
【解】すれ違いは図の青丸
イ,ウより,x=600x-9600
 6x=42x-672より,x
道のり=××7=1000m
 S町では,2700m離れた2地点A,B間で,2台の無人自動運転バスP,Qの導入実験を行った。下の図は,地点Aを出発してからx分後の地点Aからの距離をymとして,xyの関係をグラフに表したものである。
バスP ・午前10時に地点Aを出発し,実験を終了するまで一定の速さで走行する。
・2地点A,B聞を片道9分で3往復する。
・バスQと同時に地点Aに戻り,実験を終了する。
バスQ ・午前10時に地点Aを出発し,地点Bまで一定の速さで走行する。
・地点Bに到着後,7分間停車し,その間に速さの設定を変更する。
・バスPと同時に地点Bを出発し,地点Aまで一定の速さで定行する。
・バスPと同時に地点Aに戻り,実験を終了する。

(1)
① バスPが2回目に地点Bに到着した時刻
【解】片道3回
10時+9分×3=10時27分

②バスQの,地点Bに到着するまでの速さ
【解】9時20分に到着
2700÷20=135m

(2) 地点Cは地点B から何mのところにあるか求めなさい。
【解】地点Cを(0,k)とする
直線アは(27,2700)と(54,0)を通るから,
 y=-100x+5400
 これにC(t,k)を代入して,-100t+5400=k…ア
直線イは(45,2700)と(54,0)を通るから,
 y=-300x+16200
 これにD(t+8,k)を代入して,
  -300(t+8)+16200=k…イ
アイよりk=1200で,2700-1200=1500m 

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