図形 5 中心角・円周角 (略解)
愛知県立高校 (R5年) ★ 大阪教育大附属平野校舎 (R5年) ★
 図で,A,B,C,Dは円Oの周上の点で,AOBCである。
 ∠AOB=48°のとき,∠ADCの大きさは( )度である。

【解】
△OBCで,∠B=∠C=48°より,∠BOC=84°
 よって, ∠ADC=(48+84)÷2=66°
 図のように,点Oを中心とし,ABを直径とする半円がある。この半円上に,弧となるように点C,Dをとる。∠ABC=36°のとき,∠xの大きさを求めなさい。

【解】OとCを結ぶ
∠AOC=∠COD=72°より,∠BOD=36°
 よって,∠x=180−(36+36)=108°
明治学院高校 (R4年) ★★ 東京工大附属科技高校 (R5年) ★
 点Oは円の中心とする。∠xの大きさを求めなさい。

【解】右図参照
△EBDは直角三角形だから,
 ∠EBD=35°
ABDEは円に内接するから,∠B+∠E=180°
x=180−(78+52+35)=15°
 
 図において,4点A,B,C,Dは円Oの周上にある。∠BAD=80°,∠ABC=60°,∠AOB=116°であるとき,∠CADの大きさを求めなさい。

【解】OとCを結ぶ
△OABで,∠OAB=(180−116)÷2=32°
△OACで,∠OAC=(180−120)÷2=30°
 よって,∠CAD=80−(32+30)=18°
土浦日大高校 (R4年) ★★ 中央大杉並高校 (R4年) ★★
 円Oの周上に4点A,B,C,Dがあり,線分ACは円Oの直径である。また,点Eは線分ACと線分BDの交点である。∠AEB=125°,:=1:2のとき,∠xの大きさを求めなさい。

【解】右図参照
∠DBC=2x(円周角に比例)
△ABCで,x+(90−2x)+125=180
 これを解いて, ∠x35°
 半径9の円Oがあります。弦ABの長さを9に,点Dを直径BC上にBD:DC=1:2となるようにとります。また,線分ADをDの方へ延長した直線と,円Oとの交点をEとします。さらに,点Aと点C,点Bと点Eをそれぞれ結ぶ線分をひくとき,

(1) 点Dから線分ABにおろした垂線の長さを求めなさい。
【解】右図参照
△DFBで,∠B=60°DB=18×=6
 DF= DB= ×6=3√3

(2) 線分AEの長さを求めなさい。
【解】右上図参照
2角相等より,△BED∽△ACDで,AD:BD=CD:ED
AF=9−3=6より,AD=√62+(3√3)2=3√7
 3√7:6=12:EDで,ED=(24/7)√7
AE=AD+DE=3√7 24√7 45√7
7 7
日大第二高校 (R4年) ★★ 
 線分ABは円Oの直径である。∠BOC=32°となる点Cを円周上にとる。また,∠ABCの2等分線と円の交点をDとし,AD//EDとなる点Eを円周上にとる。
 ∠xの大きさを求めなさい。
【解】右図参照
△OBCで,a=(180−32)÷4=37°
△DABで,b=90−37=53°
△AEFで,∠x=180−(2ab)=180−127=53°

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