図形 21 立方体 (略解)
東京電機大高校 (R5年) ★★ 法政大第二高校 (R5年) ★★★
 1辺の長さが12cmの立方体ABCD-EFGHがあります。
(1) △BEGの面積を求めなさい。
【解】1辺12√2の正三角形
△BEG=(12√2)272√3cm2
(2) 線分BD上に,BP:PD=3:1となる点Pをとり,直線PFと△BEGとの交点をQとします。このとき,線分PQの長さを求めなさい。
【解】BP//FOより,△PQB∽△FQO(比3:2)
PF=√(9√2)2+122=√306=3√34
 PQ=3√34×34cm
 1辺の長さが8cmの立方体ABCD-EFGHがある。辺AD,CDの中点をそれぞれM,Nとする。
(1) 四角形MEGNの面積
【解】MK=√(4√5)2−(2√2)2=6√2
MEGN=(4√2+8√2)×6√272cm2
(2) 点H四角形MEGNまでの距離
【解】PQ=MK=6√2
△PQRで,QR=√(√6)2+82=2√2
△HQS∽△PQR(比2:3)より,
 HS=PR=×8=cm
日大習志野高校 (R4年) ★★★ 慶應義塾高校 (R4年) ★★★
 1辺の長さが5cmの立方体ABCD-EFGHがある。
(1) 4点B,E,F,Gを頂点とする四面体BEFGの体積と表面積を求めなさい。
【解】
体積(B-EFG)=△EFG×5= 125 cm3
6
△FBEF=△FBG=△FEG=×52
△BEG=×5√2×63
表面積=×3+3 25(3+√3) cm2
2
(2) 線分FD上の点Oを中心とする球がある。この球は面ABCDに接し,かつ,3点B,E,Gを通る平面にも接する。3点B,E,Gを通る平面と球の接する点をPとするとき,OP/ODの値を求めなさい。
【解】切断面BFHDを考える
DF=√52+52+52=5√3cm
△DBF∽△DQO(3辺比1:√2:√3)より,OD=√3r  
 OP  r  3
 OD 3r 3
 辺の長さが5の立方体ABCD-EFGHがある。

(1) 線分FRの長さを求めよ。
【解】
△PRF∽△AQE(相似比2:3)より,
 FR=×
(2) 四角形APRQの面積は,三角形APQの面積の何倍か求めよ。
【解】AQ‖PR,AQ:QR3:2より,
△APQ:△PQR=3:2で,
 APRQ 3+2
 △APQ 3
(3) 平面APQで分けられた2つの立体のうち,頂点Eを含む方の立体の体積を求めよ。
【解】AP,QR,EFの延長交点をSとすると,
(三角すいS-AQE)∽(三角錐S-PRF)
SF=xとすると,AE:PF=3:2より,
 SE:SF=(x+5):x=3:2で,x=10
三角すいS-AQE=△AQE×SE=375/8
よって, {1−()3}×(375/8)=2375/72
市川高校 (R6年) ★★★ 灘 高校 (R6年) ★★★
 1辺の長さが8の立方体ABCD-EFGHについて,点I は辺BF上に点Jは辺CD上に存在し,BI:IF=CJ:JD=1:3である。
(1) △IGHの面積を求めよ。
【解】IG=√62+8210
∠IGH=90°より,△IGH=×8×10=40
(2) Jから△IGHに下ろした垂線の足をKとするとき,KJの長さを求めよ。
【解】平行面JA'E'H'(上図の青)を考えると,KはH'I'上
△JKH'∽△H'E'I'(辺4:3:5)より,JK=JH'=32/5
(3) Kから正方形EFGHに下ろした垂線の足をLとするとき,KLの長さを求めよ。
【解】LはE'H'上
△H'LK∽△JKH'(辺4:3:5)より,KL:JH'=9:25
 KL=JH'=72/25
 1辺の長さが1の立方体ABCD-EFGHがある。3点A,C,Fを通る平面と直線BHの交点を I とする。
(1) 線分BI の長さは[  ]である・
【解】BI=正三角錐B-ACFの高さ
Iは△ACF(1辺√2)の重心
AI=6×6より,BI=√(1−)=
(2) .四面体ABCI の体積は[  ]である。
【解】高さ=HD=
四面体I-ABC=×(×12
(3) 四面体ABCI の4つの面すべてに接する球の半径を rとするとき,の値を求めよ。
【解】V=Sr=だから,表面積Sを求めればよい
△ABC=, △IAB=△IBC=2, △IAC=3
=6S=6(23×2)=3+√2+2√3

TOP] [問題にもどる]  ★ 中  ★★ やや難  ★★★ 難