図形 25 円柱・円すい (略解)
芝浦工大附属高校 (R6年) ★ 静岡県立高校 (R5年) ★★
 右の図のように,母線の長さが10cmの円すいを平面上ですべらないように転がしたところ,ちょうど5回転してもとの位置に戻った。このとき,円すいの表面積を求めなさい。

【解】円錐の底面半径をrとすると,
移動円周=2r×5=20πで,r=2
表面積=×4π×10+22π24πcm2
 
 △ODFの面積を求めなさい。 
【解】AO=√62−32=3√3
△DOEで,DO2=(3)2+()2より,
 DO(等辺)=3
△DFEで,DF2=(3)2+(3)2より,
 DF(底辺)=6
△ODFは二等辺三角形で,高さは10
 よって,×(6)×(10)=15cm2
法政大高校 (R4年) ★ 桃山学院高校 (R6年) ★
 図は,円柱を2つの平面で切断してできた立体である。この円立体の体積を求めなさい。

【解】右図参照
体積=32π(3×+5+2×)
 =9π×(135/2)π
【別解】切頭円柱=底面積×高さの平均
体積=32π× 7+8 135 π
2 2
 右の図の立体Aは,半径が3cmの半球と底面の半径が3cmで母線の長さが5cmの円すいを合わせたものです。また,立体Bは底面の半径が3cmの円柱です。立体Aと立体Bの体積が等しくなるときの立体Bの高さを求めなさい。
【解】Bの高さをhとすると,
B=32π×h=9πh …ア
A=π×33÷2+×32π×5=33π…イ
ア=イより,9πh=33πで, hcm
日本大習志野高校 (R6年) ★★ 茨城県立高校 (R4年) ★★★
 右図のように底面の半径が6cm,高さが8cmの円錐Aがあり,底面は平面P上にある。円錐Aを右図のように,平面P上を12cm移動させる。

(1) 円錐Aの側面の展開図であるおうぎ形の中心角の大きさを求めなさい。
【解】母線=√62+82=10cm
中心角をxとすると,
 扇形の弧=20π×=12πで, x216°

(2) 図のように移動させたとき,円錐Aが通過した部分の立体について,体積と表面積をそれぞれ求めなさい。
【解】立体は上図の円錐(アウ)+三角柱(イ)
体積=×62π×8+(×12×8)×12=(96π+576)cm3
円錐の表面積=×12π×10+62π=96π
三角柱の側面積=(10+10+12)×12=384
 表面積=(96π+384)cm2
 図のような,底面の半径が2cm,母線の長さが6cm,高さが4√2cm,頂点がOの円すいがある。

(1) この円すいの体積を求めなさい。
【解】
体積=×22π×4√22πcm3

(2) この円すいの表面績を求めなさい。
【解】
面積=×4π×6+22π=12π+4π16πcm2

(3) ひもの長さが最短となるように点Qをとるとき,そのひもの長さを求めなさい。
【解】展開図(120°の扇形)で考える
OP=2より,PQ=PH=√3, OH=1
△PBHで,PB=√(√3)2+(6−1)2=2√7
長さ=PQ+PB=(√3+2√7)cm
東北学院高校 (R6年) ★★ (2) 球Oの半径を求めなさい。
【解】球の半径をrとすると,
△POHで,r2+92=(15−r)2
 これを解いて,r

 
 右の図のような,球Oがちょうど入る円錐の容器があります。円錐の底面の半径が8cm,高さが15cmのとき,

(1) この円錐の表面積を求めなさい。
【解】母線=√82+152=17cm
表面積=×16π×17+82π200πcm2

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