データの活用 | 2 代表値1 (略解) |
1 | 国立高専 (R5年) ★ | 5 | 早稲田実業高等部 (R5年) ★★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このデータの中央値(メジアン)は( )kgであり,範囲は( )kgである。 25, 12, 30, 24, 16, 40, 29, 33, 17, 35 (kg) 【解】 データを順に並べ替えると, 12,16,17,24,25,29,30,33,35,40 中央値=(25+29)÷2=27 範囲=40−12=28 |
29, 10, 23, 16, 34, 30, 12, a (単位はm) 中央値が26mのとき,aのとりうる値の範囲を不等号を用いで表せ。 【解】 昇順に並べて, 10,12,16,23,29,30,34 4番目と5番目の中間が26m aが5番目以後であればよいから, a≧29 |
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2 | 福井県立高校 (R4年) ★★ | 6 | 國學院大久我山高校 (R5年) ★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5人の生徒A,B,C,D,Eに対して10問のクイズを行った。右の表は,その5人の生徒の正解数を記録したものである。
【解】 平均値=(6+9+4+6+10)÷5 =35÷5=7問 データを順に並べ替える と,4,6,6,9,10で, 中央値=6問 (2) 生徒Fの正解数すべて求めよ。 【解】Fは7問以上 F=7,8,9,10問 |
ここで,10点の生徒は5点の生徒の2倍である。 このとき,20人の生徒の得点の中央値は( )点で,最頻値は( )点である。 【解】5点をx人とすると,, x+2x=20−(3+5+3+3) 3x=6より,x=2で, 5点は2人,10点は4人 10番目は7点で,11番目は8点 中央値=(7+8)÷2=7.5点 最多は5人で, 最頻値=7点 |
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3 | 市立堀川高校 (R5年) ★★ | 7 | 東北学院高校 (R5年) ★★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1) 10人の得点の平均値は4.2点だった。x,yが満たす関係式を求めなさい。 【解】 x+3y+5+1+8+5+2+1=4.2×10 x+3y=20 (2) さらに,10人の得点の中央値は5点だった。x,yの値を求めなさい。 【解】5,6番目が5点 昇順に並べて, 1,1,2,5,5,8で,xが5以下 x,yは異なるから(1)より, (x,y)=(2,6) ( よって, x=2, y=6 |
(1) このクラスの人数Nの値を求めなさい。 【解】7点の階級で 0.15N=3より, N=20 (2) 度数分布表のx,yの値を求めなさい。 【解】総得点を求めて 8x+10y+5×1+6×2+…+9×4=7.9×20 4x+5y=42 …ア 合計人数より,x+y+1+2+3+4=20 x+y=10 …イ ア,イを連立させて解くと, x=8,y=2 |
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4 | 明大付属明治高校 (R6年) ★★ | 8 | 早大本庄高等学院 (R6年) ★★★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100点満点の試験を10人が受けたところ,得点の平均値が69.1点であった。この10人の中央値として考えられる値のうち,最も小さ!い値は[ ]点である。ただし,点数は0以上100以下の整数とし,同じ点数の人が2人以上いてもよいものとする。 【解】総合計は691点,中央値より上位は100点 〇,〇,〇,〇,〇,〇,100,100,100,100, 残りは,691−100×4=291=48×3+49×3 つまり, 48,48,48,49,49,49,100,100,100,100で, 49点 |
9個のデータ1,2,3,4,5,7,10,14,19 から中央値が7,平均値が9となるように5個のデータをぬき出し,その5個のデー タの積を作る。このようにして作られたデータの積のうちで最も大きな値を求めよ。 【解】下位2数の和x+y=38−(上位2数の和) ・(x,y,7,10,14)のとき,x+y=38−24=14でなし ・(x,y,7,10,19)のとき,x+y=38−29=9で,(x,y)=(4,5) ・(x,y,7,14,19)のとき,x+y=38−33=5で, (x,y)=(1,4),(2,3) 最大の積は(4,5,7,10,19)のときで, 26600 |