関数 7 グラフの利用1    月   日(  )
 1 兵庫県立高校 (R4年) ★★   盈進高校 (R5年) ★★
 P地点とQ地点があり,この2地点は980m離れている。Aさんは9時ちょうどにP地点を出発してQ地点まで,Bさんは9時6分にQ地点を出発してP地点まで,同じ道を歩いて移動した。図は,AさんとBさんのそれぞれについて,9時x分におけるP地点からの距離をymとして,xyの関係を表したグラフである。

(1) 9時ちょうどから9時14分まで,Aさんは分速何mで歩いたか,求めなさい。

(2) 9時6分から9時20分までのBさんについて,yxの式で表しなさい。ただし,xの変域は求めなくてよい。

(3) AさんとBさんがすれちがったのは,P地点から何mの地点か,求めなさい。


(4) Cさんは9時ちょうどにP地点を出発して,2人と同じ道を自転車に乗って分速300mでQ地点まで移動した。Cさんが出発してから2分後の地点に図書館があり,Cさんがその図書館に立ち寄ったので,9時12分にAさんからCさんまでの距離と,CさんからBさんまでの距離が等しくなった。Cさんが図書館にいた時間は何分何秒か,求めなさい。


 
 次のグラフは,9km離れた2地点A,B間をPさんとQ君がA地点を同時に出発して往復した様子を示したものである。xはPさんとQ君がA地点を出発してからの時間を,yはA地点からの道のりを表している。

(1) PさんがA地点を出発してB地点に着くまでのxyの関係式を求めなさい。



(2) Q君が,B地点からA地点にもどるときの速さは毎時何kmですか。また,この間のxyの関係式を求めなさい。





(3) Q君は,B地点からA地点にもどる途中,Pさんと出会いました。その地点は,B地点から道のりが何kmの地点かを答えなさい。




 
熊本県立高校 (R5年) ★★
 健太さんと直樹さんは,航平さんと,運動公園にある1周2400mのジョギングコ−スを走った。3人ともスタート地点から同じ方向に一定の速さで走り,健太さんと直樹さんは,健太さんから直樹さんの順にそれぞれ1周ずつ,航平さんは一人で2周走った。
 また,健太さんと直樹さんは次のように走った。

 
健太さんは走り始めてから12分後に1周を走り終え,直樹さんへ引き継いだ。

 
直樹さんは引き継ぎと同時に走り始め,引き継ぎから15分後に1周を走り終えた。
 一方,航平さんは次のように走った。

 
航平さんは,健太さんか走り始めてから4分後に走り始めた。

 
健太さんが1周を走り終えたとき,航平さんは1周目の途中を走っており,健太さんと640m離れていた。

 
航平さんは2周目の途中で直樹さんを迫いこし,2周を走り終えた。
 右の図は,健太さんが走り始めてからx分後の,健太さんと直樹さんが走った距離の合計をymとして,xyの関係をグラフに表したものに,航平さんが走ったようすをかき入れたものである。

(1) 航平さんの走る速さは毎分何mか,求めなさい。



(2) 航平さんが直樹さんと並んだのは,健太さんが走り始めてから何分何秒後か,求めなさい。


 

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